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こんにちは イカの続きです
これはアヒージョです
アヒージョといえば大量のオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪でタコをやっつける料理ですが、タコがいけるならイカもいけんじゃね、みたいな感じで、結論から言うと正解です
イカの腹に水が残ってるので若干水っぽくなるのが難点ですが、言ってしまえば油っこさとの両天秤なのでこれはこれでいいと思います
このイカの出汁がでた油がまたうまくて、バゲットや食パンを突っ込むとデブまっしぐらという味がして最高
画がやばいですが、佃煮です
砂糖醤油味醂で適当に煮詰めるとこのように見てくれが最悪になります
味は佃煮だなという感じで、それ以上でも以下でもないです イカだけに
刺身です
イカの生食は寄生虫がヤバイらしくて、実際どのような寄生虫が住んでるのかよく知りませんが、まあ1週間くらい冷凍しとけば大丈夫だと思います これは野生の勘です
というわけで上は冷凍をunzipしたやつ
こいつの目玉を魚の骨抜きみたいなやつで根気よく抜いていき、たまり醤油の海で泳がすと以下のようになります イカだけに
さすがに味は最高で、酒が無限に進みます
これは今回の優勝です よかったですね
ホタルイカってあんまイカ臭くなくて、いやイカだから十分イカ臭いんだけど、スルメイカとかの青臭い感じじゃなくてどっちかというと甘エビとかの青臭さがするじゃないですか 何が言いたいかというとスペルマ方向のイカ臭さじゃないので生食がしやすいという話ですが、伝わりますか?
刺身はモツを抜かず姿食いするのとモツを抜いて捌いて食うのがあり、小職は圧倒的前者です 酒飲みは内臓すきな傾向があります
ただ内臓を抜かないと砂ガチャを引くことになり確率で口内が最悪になるので、量食う場合は捌くといいです
まだ冷凍庫に大量におり、しばらく肴には困りません よかったですね
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こんにちは 4月ですね
4月、それは出会い、別れ、ホタルイカ、、、
それはそうとこれは日本海のBGMです
これは日本海の様子です
つまり、今回はホタルイカについてです いいですか?
hotaruika is watching you...
富山とかその辺では春先になるとホタルイカが湧き、それにあわせてホモサピエンスも湧きます 場合によればホモサピの方が多いのではないか んなわけねーだろ 彼らは残酷なのでイカを捕まえて食べます 野蛮ですね
深夜になるとホタルイカが身投げしだすので網で捕まえていきましょう 打ち上げられたイカを拾ったり砂ごと掬ったりすると砂噛んで、食うとき終了するので気をつけてやっていきます
小職の知っている海岸では噂を聞きつけたホモサピエンスが年々増え、イカ誘導ライトを焚くのにそこら中で発電機が稼働するので喧しいことこの上ない 加えてこのようなイベントにおいては必ず湧く大学生集団が喧しさに拍車をかけます
4月といえど夜の日本海は寒く、かといいある程度海に突っ込まないとイカは掬えないのだが、小職の左の長靴が途中で破れて左足は終了しました それはそうと最初から素足で突っ込む人間が毎年必ずおり尊敬の念すら抱きます
そもそもその日にイカが湧くかどうかは丁半博打で、それにしても本格的に湧き出すのは24時以降なのにイカの1杯2杯で大騒ぎしてた大学生集団は日付変更前に撤退してました 大学生は馬鹿
結論から言うとこの日は大漁で、採れたイカは沖漬け、アヒージョ、佃煮、刺身、いろいろになります
それはそうと素で茹でるのもアリで、携帯ガスとフライパンと水を持っていくとその場で食べられます 醤油、酢味噌等がよく効く うまいうまい
海水使うのはさすがにヤバそうなのでやめました 工業廃水とかノロとか、、、
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こんにちは
いろいろあり、記事の更新が滞っています
人間は、生きているといろいろあります 諸賢は、いろいろありますか? 小職は、いろいろあります
はい
かつて魚氏だったものの一部分が複数あります
見づらいですが、マダイ氏、そしてツバス氏が2尾います
今回は刺身にしたり兜焼きにしたりしましょう
生きていると、魚もいろいろあります 人間に釣られ、解体されるとか、、、
ツバス氏です
はい
ハオ
さすがにこれくらいの大きさにもなると三枚おろしもむつかしいですね
身が異常に締まり骨を抜くどころではないので肉ごと削いでいきましょう
一口大に切り分けたら刺身になります 撮るの忘れた
刺身は噛みごたえありブリブリしてます 味は淡泊めというか脂がぜんぜんのってないので醤油本来の味をたのしめます まあこんなもんかという感じ 小職は好きです
オスなので白子がありました ドイツ語でいうスペルマを作るところですね 日本語でいう精液をつくるところです 小職が好きな部位の一つです
画が汚いですが、適当に茹で氷水で締めてポン酢をかけました
濃厚かつ、鮭ほどスペルマくさくもないのでかなりいけます 妥当な喩えか微妙ですがヨーグルトっぽい濃厚さか 酒が無限にすすむ
鮭氏の白子はヤバいスペルマ臭いのでポン酢とかより天ぷらとかにするといいのでは、というのは別の話
コニチハ
ギョーム
兜というか頭蓋骨がヤバい硬くて、小一時間ほど出刃包丁で格闘しても埒が明かず、最終的に腕力がものをいいます 力任せに頭を開くとバキバキとグチャグチャの中間みたいな効果音がして体験があります 小職の来世は魚に食われるプランクトンとかだと思います
塩を適当に振ってからオーブンで適当に焼きましょう 小職の言う適当とは適切と同義なのではき違え無きよう
頬肉あたりなど程よい弾力、噛むほどににじみ出るうま味があり超うまい以外の言葉を喪失します
このクラスの鯛になると眼玉も直径4~5cmはあり、迫力がある
言い忘れたが鯛氏は90cm弱あったそうです 普通に買おうと思ったら諭吉ひとりでは下らないとおもいます なぜそんなものがここにあるのかといえば、ひとえに人徳のなせる業です よかったですね 諸賢も徳を積んでいきましょう
女子諸賢に告ぎますが眼玉はコラーゲンの塊です というまでもなくヌルヌルモチモチしていて普通に旨いので残さず食べましょう 生きるために屠った生き物を残さず平らげてやることこそ我々ができるせめてもの償い、そして感謝ではないでしょうか 生きるというは食うことと見つけたり 至言ですね 徳はこのように積まれます
残ったアラはこのあと汁になり、気が向いたら記事になります よかったですね
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様子です
はい
隣の隣の市の池までワカサギ氏を釣りに行っていきました
入場料払って敷地内で釣りまくるみたいなやつ
着いた時間は日の出前でまだ空は薄暗かったがだが既に結構な人数が居てこいつら暇かと思います 小職の事です
釣りしてる場所はわりと沖(???)の方で、まあ明け方と言ってももう3月だし大丈夫やろ、そんな防寒装備無いし、みたいな感じで舐めた服装で行ったら水上は露骨に気温が低く、あと普通に雪降ってきて、は?みたいになります
竿に赤虫だけ付けてワカサギ氏が掛かるのを待つ間オタク声優ラジオ*1を聴く以外人間は何も動くことがないので体温が無限に下がり、わりと生命の危機を感じたので同行者が帰ってくるまでずっと車内で寝てました
全体の釣果は約300尾で小職はその1%に貢献しています
という訳でここからが本番
ワカサギ氏は天ぷらにしていきましょう
塩で揉みながら鱗とか汚れとかを落とす この時点でまだ息のある個体も居り鮮度が窺えます 南無阿弥陀仏
小麦粉をまぶしてから溶いたてんこにくぐらせ油に投入します
てんこですが、小麦粉とマヨネーズとビールを適当に混ぜて錬成します
最初に小麦粉をまぶすのはノリが良くなるからです
はい
もうこの時点でかなり旨く、衣も超サクサクで優勝しました 油、温度、タイミング、全て完璧に揃うと食材は優勝します よかったですね
それからワカサギ氏だけだと寂しいので具材を無限に揚げていきます
各種野菜、手羽先、揚げ餃子、揚げ出し豆腐、あと何揚げたかな、こう書くと地味ですね あと業務スーパーで買ってきた鶏皮串を脇でひたすら焼いていました
菜の花は無限に油を吸いべちゃべちゃになりハーとなりました 温度でしょうか 反省は尽きない
手羽先はインターネットにレシピが書いてあるのでその通りにします
味は手羽先だなという味です うまい
一人暮らしだとそうそう揚げ物をやることもなく、機会なので延々揚げていきました
油とビールの組み合わせは異様に合い、一週間分はかくやというカロリーが摂取されます 油は2リットル消化されました
余ったワカサギは南蛮漬けになります
出汁200ml、酢150ml、砂糖大3、塩ひとつまみ、唐辛子、以上を一度煮立たせたものを用意し、揚げたワカサギ氏を熱いまま突っ込み味をなじませ一晩就寝 ついでに人参、玉ねぎも加えておきましょう
鯵とかと違って身が小さいのでどうなるかと思ったがなんとかなります ただちょっと骨の味が目立つか 適材適所ですね
ワカサギ氏は端的に言って最高です ただ極寒での釣りは遠慮したい所 あとしばらく油物はいいです よかったですね おわり
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起床一発目の食事を朝食というのならこれは朝食です
レタ子です
このように前日から水につけておくとパリっとします
ドレッシングが無い時は作れ この時はオリーブオイルと穀物酢とよくわからないビネガー的なやつとめんつゆと砂糖とあとバジルと大蒜を入れたと思います
時期的にオリーブオイルが固まって乳化しづらいのでちょっとだけ湯煎すると吉
これ系のドレッシングの最小構成はオリーブオイルと酢と砂糖だと思います レモンや胡椒や醤油やめんつゆ等各位やっていきましょう
レタ子は湿らせたキッチンペーパーを根本に当てて袋かなんかに包み冷暗所に置いておくとかなり保ちます ペーパーの色がやばくなっていきますが経験上大丈夫です
切ったところからアレしていくのでカットレタ子は避けましょう いまググったら芯除いたほうが保つらしい
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見づらいですがパンをくり抜いて卵をやいてベーコンをアレしたやつです
正式名称はたぶんあります
パンをくりぬきます 調度良いコップが無い時はシェイカーを使いましょう シェイカーは縁が鋭く、パンをくり抜くために存在します
フライパンを温めバターをアレします
すっ飛ばしましたが、穴に卵が注がれ、すぐにベーコンで蓋がなされました この状態で弱火3分、すぐ焼けてくるのでひっくり返してSBの味塩を振ると完成です
パンと卵と肉は異様に合い、シンプルながら超うまい 実家でも母がよく作ってくれました 思い出の味ですね これはいい話です 諸賢もいい話は積極的にシェアしていきましょう おわり
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本日は神調味料を紹介します
これです
これはパッタイペーストです
パッタイとはタイ式の焼きそばのことを言います それを家庭で簡単に再現する調味料が各社売られこれは近所の業務スーパー(神戸物産)で売っていたものです
パッタイとは、パッタイの味とは、文章で味覚を説明するのは困難を伴いますが、こう甘みが強く、大蒜の効いた、ナッツの香り高く、ピリリと辛味があり、なんというか全く説明できていないのですが食った瞬間にうめーーーー!!!となるペーストです 語彙がないので…
今回はマジでうまいというか最高なのでマジで諸賢パッタイペーストは是非買いましょう パッタイペーストは神 タイに生まれてよかった
本場のパッタイはセンレックと呼ばれるビーフン(米麺)に各種野菜や海鮮やパクチーを投入し卵を絡め炒めてレモンを絞って食す、まさに東南アジアチックオリエンタルフードでしょうが如何せんタイなんて行ったこと無いし、そもそも小職は国外に出たことがない
とにかくやっていきましょう トライアンドエラー、ダンイズベターザンパーフェクト
これは焼きそばが凍結したやつです
さきほどセンレックと申し上げていきなり矛盾ですが乾麺戻すのめんどいので焼きそばを使いましょう 安いし
冷凍しておけば乾麺並の取り回しの良さというか半年くらいほっといても大丈夫なので小職の冷凍庫には常備してあります 安いし
まずこれを2分とかそこらチンして戻します
その間に具材をアレします
具材はなんでもいいです どうせパッタイの味しかしなくなるので
焼きましょう 焼きます 焼く写真です
焼く前に大蒜を炒めるとかいう小賢しい手段を取らずともそもそもパッタイペーストが大蒜臭いので手間が省けます ありがとうパッタイ、ありがとうパッタイペースト タイに生まれてよかった
全体的に火が通ったらパッタイペーストをスプーン山盛り程度投入します 写真にあげたパッタイペーストのみで味の方は完成されてる感あるのですがナンプラーいれてもいいしキムチ入れても最高です 韓国に生まれてよかった
最後卵入れましょう パンでガッとやっていけば麺と具材の絡まりがよくなり先人の知恵を感じる
盛るとこんな感じです ここにレモン果汁をかけます レモン果汁をかけると刺激物に刺激物が加わりパンチが効きかつ爽やかさも加わる 神
という感じになります センレックもパクチーもエビもなんも使ってねーじゃねーかという問いには使わないことが味を落とす要因になるかといえばそうでもなくと言い、これがパッタイの最小構成なのではと思います 油、麺、パッタイペースト
パッタイには余りの野菜を入れてもよし海鮮の代わりに肉入れてもよし、かなり優秀な残食材処理班として機能します 何故ならパッタイの味しかしなくなるので
マジでパッタイは最高です 是非買いましょう 小職は今後ともパッタイをステマ(死語)していきます
以上、最高についてでした
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中華の続きです 前回の写真奥の麻婆豆腐をやります
麻婆豆腐は特別難しいことは無いと思います 豆腐煮るだけなので
というわけでネギと大蒜と挽肉を炒めます
この場合のネギは普通長ネギを指そうがこの時はなかったので玉ねぎを使いました
結論から言うと甘みが出て悪くはないがなんか洋食っぽくなります
言い忘れたけど油は多いほうがいい
小職の城には冷凍挽肉が常備してありおすすめです
ここに味をつけていきます 具体的には豆板醤甜麺醤XO醤等の辛味と醤油です 水で伸ばすので若干濃い目で行きましょう 辛味ペーストの旨味が強いので科調はおこのみでいいと思います
辛味ペーストに軽く火が入ったら水を加えます 豆腐にもよるので最初は少なめで
煮立ち次第豆腐を切り入れていきます 豆腐は木綿でも絹ごしでも水切りしなくてもなんでもいいです つまるところここで水分量を調節するわけです
適当に火を入れたら水溶き片栗粉を適量入れます
だいたいこんな感じになる
緑色は余りのオクラとニラです 色合い豊かになり入れて正解でした よかったですね
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鶏の肝臓です 英語ではレバーと言います
これはニラです 英語でもニラと言います 嘘です
レバニラをやっていきます 小職のレバニラは土井善晴のレシピ丸パクリです 諸賢氏の本を買いましょう
写真の通りまずレバーを醤油胡椒に漬けます だいたい15分程
ニラも水につけておくことで汚れを落とすとともにシャキッとします
余談ですがこの前間違えてレバーをめんつゆにつけてしまいそれはそれでなかなかアリでした
これらを鉄パンでやっていきます 油を多めに入れてレバーを炒める
ガコガコやると油に引火し大変迫力があります この部屋は週一で火災報知機が鳴り狼少年もいいところです 小職が将来的に一部屋燃やすのはまず間違いないと思います
油を多めというのはわりと大事でレバーを揚げるくらいの勢いでいきましょう
大蒜を最初に炒めなければならないという強迫観念がありがちですがこの場合そんなことするとまる焦げになるので最後のほうでいいと思います
最初に漬けた醤油で十分味が付いているので要らんもん入れんでよいです
完全にレバーに火が通ったらここでニラを投入する 邪道ですがもやしもよいです
あんまりニラに火を通しすぎてもしなびてしまうので最後に入れましょう
氏はニラを投入して3秒位で皿に盛りつけてました 流石にそれは火入ってへんやろと思います
最終的にこうなります こいついつもチャーハン食ってんな
ところでレバーに小麦粉をつける派閥がありそれはそれで衣感がでてよいです お好みですが小職は無いほうが好きです アレは味をしっかり絡める意味もあろうが今回事前に醤油漬けするので必要ないと思います
あと肝心のレバーですがいいもの買っておけば血抜きする必要は全くありません レバーは独特の臭みを苦手とする人が多いですがおいしいレバーは臭み一切ないです 別に高いもの買ってこい言うわけではなくちゃんと新鮮なもの置いてあるスーパーを見極めろという話 このへん担当者にもよるので難しいですね
レバーは栄養価が大変高いわりにとても安いので最高ですね 諸賢レバーを食べましょう おわり