こんにちは 魚ですね 例によって戴き物です

f:id:moppii:20160509031019j:image

2尾います 過去記事でツバス氏を捌きましたが、アレと同じです

同じというか、ブリは御存知の通り出世魚ですがどうも出世のしかたが地方によって変わるらしくそのへんはwikipediaが詳しい*1

ですが持ち込み人はワラサを連呼していたので、これはワラサ氏です

写真ではわかりづらいですがデカイです 身長80cmちょい、体重5kgあるのでもうブリでよいのではないか

 

f:id:moppii:20160509030957j:image

ジョーズ

 

解体していきましょう

腹を開きモツを取り出し頭を落とし三枚おろしにし皮をはぎます

f:id:moppii:20160509030952j:image

モツがよくわかんなくて、腹に手つっこんでロボトミーしてたらぐちゃぐちゃなってよくわかんなくなって全部捨てました 次回はよく調べましょう

まな板は普通サイズです つまるところワラサ氏がデカイ

 

f:id:moppii:20160509030948j:image

サイズがサイズなので捌くのに力がいるのも然ることながら、80cm5kgの物体といえば小型のイヌネコとかわらないので生き物に包丁を突き立てているな~という感じがします

ていうか、身からこんなん出てきたんですけどヤバないですか?

最初アニサキスかと思ったが冷静に考えて赤いしデカすぎるし、どっちかってったら

ミミズに近い 一体何サキスなんだ

 

f:id:moppii:20160513022226j:image

刺身です うまい

 

f:id:moppii:20160509030941j:image

アラからこそげ落としたネギトロのネギない的なやつってなんて呼ぶんでしょう マグロペーストとかが妥当だと思いますがどうでしょう

醤油少々味噌大蒜を混ぜ親の仇もかくやというばりに叩くとなめろうになることが知られています

f:id:moppii:20160509030943j:image

薬味を載せごま油を垂らすと無限に酒が進み、寿命が縮むな~という感じ 味は神

 

兜です 焼きましょう

f:id:moppii:20160509030937j:image

ニャンニャン

f:id:moppii:20160509030933j:image

f:id:moppii:20160509030932j:image

ハートマークがかわいらしいですね

鯛の時と違って可食部が少ないです  鯛はすごいのでくらべてはいけない

ていうかさらりと流しましたがここまでの工程で3時間くらいかかってます 正直しんどい

 

f:id:moppii:20160513022227j:image

だし醤油でヅケになりました まったりしていてうまい

 

f:id:moppii:20160513023644j:image

骨の髄までしゃぶります 沸騰させた湯にアラを突っ込むと色がやばくなるので一旦捨ててアラを洗い(アラだけに)もう一度茹でて出汁をとりましょう

f:id:moppii:20160513023642j:image

この後味噌が加わりアラ汁になります よかったですね